2022.4.28(木)日光金谷ホテルに宿泊。現存する日本最古のリゾートホテル。日本クラシックホテルの会、巡礼の旅4軒目です。
控え目な玄関。
前にある郵便ポストも、当然のようにクラシック。
もちろん、登録有形文化財です。
中から出て来たスタッフさんに促され、回転扉で中へ。昔の
「をす」表示に思わずテンション上がります。吹抜けになっている和洋折衷なロビー。
先程通って来た回転扉の上には、見事な龍の彫刻。
手荷物はこちらに、と言われたベンチの年季入っている艶と光沢が堪りません。
チェックイン・カウンター向かって左手にあるBAR「DACITE」(デイサイト)が、今日、木曜日は定休日の筈なのに開いてる??
「今日BARはクローズで残念に思っていたのですが、もしかして開いているんですか?!」とスタッフさんに半ばコーフン気味に尋ねると「はい、GW前日という事で、特別に開けました!」
「わぁ、嬉しいです!!」やったあ!心の中でガッツポーズ。
ホテル公式サイトをマメにチェック、事前にBARを開ける告知は無かったので内心ガッカリしつつ、でもスケジュールはズラせないし‥と悩みつつの来館だったので、喜びもひとしおです。
さて、BARは後で行く事にして、まずは部屋へ。
別館には昭和天皇やヘレン・ケラーも宿泊。入口に停まっているのは、ホテル所有のロンドンタクシー。絵になります。
中に入ります。精緻な彫刻が凄い。
エレベーターは有りません。階段で、1つ上の階まで上がります。
英国式に、地上階がグランドフロア。日本では2階に相当する階から、1階になる様です。
アサインされたのは109号室。擬宝珠(ぎぼし)の形をした大きな鍵です。
部屋のドアを開けて歩くと左手に、一段上がったところに広い、文字通りのウォークイン・クローゼット。
その先にお部屋が。
長〜いヒーター!奈良ホテルのより迫力あります。日光の方が山に近く寒いからかな。
テーブルの上には、旅館の様なお茶セット。
冷蔵庫は空です。
金谷ホテルの水。
レターセット、絵葉書、メモ、小冊子「時間旅行のご案内」
スリッパの上に置かれていたカード。ホテルすぐ近くにある、日光東照宮へ渡る為の「神橋」が風情のあるイラストになっています。
バスルームの扉。
なんと、ここにもヒーターが!どうやら現役の様子。
トイレ上の棚に、バスアメニティが入っています。
ベッド脇にホテル創業家である金谷家の家紋「笹竜胆(ささりんどう)」の意匠が。
ベッドサイドテーブルの中には、懐中電灯ではなく大きめのランタンが入っていました。
旅友マイキーの位置を決めます。
(続)