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たま電車2 猫駅長と貴志駅での過ごし方

檜皮(ひわだ)葺き屋根の駅舎は世界唯一、ここ貴志駅だけ。高野山の金剛峯寺なども手がける檜皮葺きの腕利き職人さんが「たまちゃんの為なら」と、引き受けてくれたのだとか。
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↑猫の顔がモチーフで耳と目があり微笑んでいる様にも見えるデザインは、たま電車と同じく、九州を走る豪華クルーズトレイン「ななつ星」なども手がけた工業デザイナー・水戸岡鋭治氏によるもの
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↑ニタマ駅長、熟睡中。画像左上、制帽が引っ掛けてあるのがご愛嬌。お金持ちそうな若いアジア系観光客の皆さんやら、小学生位の娘さん連れな日本人ファミリーに地元の人らしきシニア世代の人などで賑わっています。皆マナー良く、ニタマ駅長のいる場所のガラスを叩いたり撮影フラッシュ焚いたりなどの禁止行為はしていません。
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↑往時の初代たま駅長画像で囲まれた時刻表周り。福々しい〜〜。
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↑ニタマ駅長は2010年3月3日生まれの雌猫さんで、2015年8月11日に「たま二世駅長」を襲名して貴志駅駅長に就任したのですね。水・木曜が公休日。
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↑初代たま駅長の紹介。廃線の危機から、今や日本のみならず世界中から観光客を集めるまでになった「招き猫」ヒストリー。
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↑和歌山駅に戻る前に駅併設たまカフェで、ちょっとお茶でも。
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↑出入口扉。デザイナー水戸岡さんによる(竹久)夢二の猫を、たま駅長にしました、という味のあるイラスト
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↑カフェ内には同じく駅に併設された売店でも販売されている、たま駅長グッズの代表的商品も売られています。(私はポストカード、マスキングテープ等を購入)

私と義母、2人とも昼食無しで来ており空腹で、最も腹持ち良さそうだった「フレンチトースト・ドリンクセット」注文。ドリンクはホットコーヒーで。

(↓和歌山電鐵公式HPトップページ〜たまミュージアム貴志駅ショップ&カフェ〜pdfでメニュー閲覧可能)
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↑義母の紙皿は三毛猫風?
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↑私の分は白猫皿
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↑食べ切ると、顔が出てきました!
味の方は、ごく普通。ですが無人駅も多い様なローカル線の駅舎内に、カフェに売店、綺麗な広いトイレも完備。という事自体が今や大変貴重です。はるばる遠くから来て猫の駅長さんの写真撮って、すぐ帰る。というだけでは何とも味気なく思え、ここまで観光客を呼び寄せる事は難しいだろうなと‥。
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↑カフェ内、初代たま駅長の等身大?人形、制帽やローブなどの展示
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↑カフェ壁面、たま電車の車内と同じ、たま駅長イラスト各種(※非売品)など。こちらも一点一点が水戸岡さんのデザインなのだそう
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↑床に目をやると、たま駅長タイルまで。徹底しています
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↑狙った訳ではなく帰り時間ちょうど良い頃合に、たま電車が来ました!今回は往復とも、たま電車に乗車です。
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↑早速乗り込みます‥が、あの大きな樹は何だろう?祠っぽいのも有る??
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↑まだ発車まで時間あったので、ホームに出て近づいてみると「たま大明神」幟(のぼり)が。
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↑そういえば初代たま駅長は三国志の英雄・関羽の様に、亡くなった後に神様になったのでした。初代たま駅長は「たま大明神として、貴志駅ホームたま神社に鎮座」と駅構内の招き猫ヒストリー看板(※私が勝手に付けた呼称)に明記されていたというのに。帰り際に気付けて良かった。
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↑シャンシャン鈴鳴らして、お賽銭も入れて、ご挨拶。貴志川線を今回初めて利用してみて思うに、学生さんやお年寄りなど車社会の真っ只中にあって運転が出来ない立場・年齢な地元の方とおぼしき乗客も多く、公共交通として相当役立っている様子が窺えました。そして日本のみならず世界中から観光客も集めているのですから、招福パワーに感服です。
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↑途中、見かけた「いちご電車」(苺は貴志川沿線の名産品との事から)
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↑いわずもがな和歌山名産品より「梅星(うめぼし)電車」水戸岡さんデザイン、と一目で分かる外観です
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↑猫が存続を守り外からもお客さん呼び寄せる、地域の足。歴代駅長さん、今後ともよろしく頼みます。

猫好きな方はもとより、そうでもない方も和歌山までお越しの際は是非とも福を呼ぶ猫駅長に会いに、のどかな雰囲気の貴志川線ご利用をお勧めします。(貴志駅に駐車場は有りません。ニタマ駅長は水・木曜お休みで伊太祈曽駅から、よんたま駅長が来て貴志駅の駅長代行を務める。という点、ご留意下さいね)


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by schnee_yuki88 | 2019-11-13 06:30 | 鉄道/国内 | Comments(0)

関空ベースに国内と海外、ちょっと大人旅を綴ります。ホテル、レトロ建築、プール、旅客機、乗り鉄、船。カクテル、ワイン筆頭に酒類愛好。細麺と猫好き


by yukix