1989年1月8日から始まった平成元年、私は15歳で高校1年(早生まれ)。駐在員だった父の仕事でのシンガポール〜タイ暮らしから中学3年で帰国してすぐ横浜生活を始め、高校は神奈川県境をまたぎ品川の私立女子高(現在は共学化)へ横須賀線で毎日通学していたのを思い出す。
そして結婚を経て紀州にて、2019年5月1日の今日「令和」を迎える。昭和を生きたのは15年、平成での人生は30年、今のところ平成の方が長い。さて令和では、どうなるか。
令和元年、今年の目標。ここは旅ブログにつき"らしい"事を明記。「シンガポール航空A380のスイートクラスに乗る」
↑スイートクラスのパンフレットより。内装は現在、新しいものに変えられた様子ですが。
スイートクラス、新設当初はマイレージサービスでの利用不可で有償のみ。まあとんでもない値段で、夢のクラスでした。ところが近年になりマイル特典席としても解放。
↑ついに出た「SUITES」表示。必要マイル数には来月後半に到達する目算
余談ながらFacebookのANA公式アカウント2019年4月28日投稿によると1993年(平成5年)にマイレージサービス「プログラムA」(現在のANAマイレージクラブ)が開始。ちなみにANA国際定期便の運航開始は1986年(昭和61年)。
JALスカイプラス(現在のJALマイレージバンク)も、調べてみると同年1993年(平成5年)開始でした。
私が生まれて初めてシンガポールに行く国際線に親と乗ったのは1981昭和56年、2019令和元年の38年前。(機材後部3〜5列位は今は無き喫煙席で、トイレに行くと煙がモウモウとして大変煙たかった記憶)
奇しくも1981昭和56年はアメリカン航空とパン・アメリカン航空(パンナム)がFFP(Frequent Flyer's Program:常顧客プログラム)を開始した年。要はマイレージサービス開始元年です。
その時に乗ったのがシンガポール航空だったのかJALだったのか(ANAは先述の通り国際線未就航)記憶は定かではありませんが、日本に於けるマイレージサービスが開始される1993年まで‥1981年〜1992年の間に一時帰国や何やらで利用した国際線、まあ殆どJALでしたが、その時の「マイル」は無かった事に。あぁ、もったいない(苦笑)
昔話ついでに、1950〜1970年代中盤頃迄の国際線はエコノミーとファースト、2クラスのみ。ボーイング747など大型機材の登場を契機に、また例の如くパンナムがClipper Class(Clipper:大型帆船または速く移動する人、物の意)なる現在のビジネスクラスに相当する中間クラスを売り出し始め(この名残りで現在もビジネスクラスを「C」クラスと呼ぶらしい?)、JALとANAも1986年からエグゼクティブクラスの呼称で、エコノミーとファーストの中間クラス導入を開始。2010年〜2013年頃から「ビジネスクラス」呼称が定着し始めたのだとか。
エコノミーとファースト2クラスのみ、後部座席は喫煙席、空港ラウンジは無し、マイレージサービスも無し。日本の航空会社での国際線はJAL1社のみ。などという1981昭和56年当時と比べると、2019令和元年の今は隔世の感あります。LCCの隆盛、エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファースト、スイートまで百花繚乱。まあ旅客機の究極はプライベート・ジェットになりますが。
閑話休題。
我が家の2019令和元年GWは10連休ではなく「飛び石連休」日本で改元を迎えております。
↑初めて神戸ポートピアホテルに泊まってみたり(後日、宿泊記アップ予定)
↑河鍋暁斎展を見に行き(猫好きな歌川国芳のお弟子さんだったというのが納得の一枚)
↑日高川に年に一度現れる清姫さん(「安珍清姫」道成寺会式:えしき)見物とか
↑藤に
↑ツツジも見たり
改元に伴う特例の長ーーいGW開けるまで、あと6晩ですね。皆様は、如何お過ごしでしょうか。