富士屋ホテル真横には1895年(明治28年)明治天皇の内親王、富美宮内親王の避暑の為に建てられた数奇屋風書院造りの旧御用邸があります。昭和21年に払い下げられ随所に菊の紋が残されている事から「菊華荘」と名付けられ、現在は1日3室限定の宿泊施設および庭園を眺めながら日本料理を楽しめる別館になっています。宿泊客限定の貸切り総檜風呂も有り。
↑「菊華荘」入口
↑ホテルとは道を挟み真横にあります
↑玄関を入ってすぐの所にある居間
入口で靴を脱ぎ、旅館の仲居さん仕様な出で立ちをしたスタッフさんに連れられ渡り廊下を抜けると、広い朝食会場に案内されました。
↑背の低い椅子が据えられ、腰掛けやすかったです。
↑披露宴の打ち合わせ等で数回宿泊した富士屋ホテルでしたが、ここに来たからには和洋折衷の建物体験でしょう。と思ってしまい過去一度も菊華荘まで来た事が無く、今回の和朝食での利用が初めて。
↑外の眺め。
↑食後に少し庭園を散策。鯉のいる池も。
フレンチのディナーの次の日に、こうした純日本建築で和朝食を頂くという体験、なかなか乙なもの。歴史ある富士屋ホテルの、さらに奥深い魅力の一端に触れる事が出来ました。