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万博に行く

2025.8.23(土)大阪万博に行きました。一度は見てみたい!と思いまして。行列苦手でテーマパークの類もそう好きではない身ですが、亡き義母の後を継ぐ形で今年、夫が入会した地元のロータリークラブで万博ナイトツアー参加者募集の告知が出たのです。

私以上に行列嫌いで人ごみ苦手な夫に対し、万博行きたい、行こう。と懸命に説得。貸切バスツアーだから交通の心配も無く面倒な万博ID取得も代行してもらえるし、日本館パビリオン確約、夕食も近畿大学水産研究所レストラン確約。選択の自由はあまり無いけどラクに行けるから!と。渋々承諾してくれました。
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ミャクミャク。はじめはブキミなキャラと思っていましたが次第にキモ可愛く思えてくる不思議‥。

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土曜日の午後13時半に集合場所の市役所前に行くと貸切バスが待っていて、世話役のメンバーさんから「今日は佳子さまも来られるそうです」なんて話を聞きます。それだと警備とか厳しいかな?バスは35名程の参加者を載せて14時頃に出発。バス内ではビールやお菓子など回ってきて、大人の遠足状態です。

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一回SAでトイレ休憩を挟み、道もすいており15時頃に有名な舞洲のゴミ処理場が見えてきます。オーストリアの芸術家で環境活動家フンデルトヴァッサーのデザインした場所(ウィーン合わせて世界では2箇所のみ)。見学日があるらしく、一度は中を見てみたいですね。万博会場に近くこんな外観なので、あれが万博会場と勘違いするお子様もいるそう‥無理もないかも?笑
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程なくして、バスはゲートを入り

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窓にあの「大屋根リング」が見えてきました!
巨大な木造建築!!

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貸切バスの待機するガラーンとした広い団体用?の駐車場で記念集合写真を撮り、ここから万博会場の西ゲートまでは徒歩15-20分くらい。こんな扇風機とミスト一体型の物が何台か設置されていましたが真夏の盛りで35-38度近くある日の炎天下、もうこの時点でバテそう‥。

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15時半頃。旗がいっぱい見えてきた!早くも暑さにやられ気味でしたが、何だかワクワクしてきました。空港の手荷物検査場とほぼ同じ造りのゲートで水分などチェックされて中へ。

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事前にバスの中で配られた個別のIDつき入場券。首から下げる仕様で、後ろにはポケットも付いており折り畳まれた会場マップも入っています。至れり尽くせりでありがたい。荷物検査の際こちらのQRコードを見せて読取が行われました。

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入って早々、ミャクミャクのお出迎え。
一緒に記念撮影しようとする人でいっぱい!

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16時頃、いざ入場。前を歩く夫

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「こみゃく」をモチーフにしたウォールアート『エキスポーズ』を見かけます。お子様がハイタッチしていました。

さて、16時半に予約されている「日本館」へ行かねばなりません。人の波をかき分け、地図片手に日本館へ。
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万博会場は広く、早歩きをして何とか予約時間の16:30に間に合います。予約済みとはいえ、10分ほど列に並んで入場

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日本館の目玉の一つである「火星の石」

西暦2000年に南極観測越冬隊が昭和基地から350km離れている、やまと山脈付近で採取。世界最大級のサイズなのだそう。宇宙のロマンを感じさせてくれます
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こんなカードも頂けました

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日本に32種類いる「藻」の形をしたキティちゃん達

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1人1つ貰える「日本館 藻類みそ汁」
もったいなくて、まだ飲んでいません。賞味期限に注意しないと。

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館内で休憩用として、いくつも設置されていたこちらの椅子

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3Dプリンターのマシンで、この中で作っている最中でした!

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日本館の真ん中にある、この水盤の正体は万博会場のゴミから館内工場で浄化された水。綺麗に澄んでいます。

日本館のテーマは「循環」

義務的に入った日本館でしたが、火星の石の観覧ほか結構、興味そそる展示の多いパビリオンでした。国産杉の使われたCLT(直交集成板)建築は、会期後に各企業や自治体などで再利用される予定なのだそう。

次の予約は18時からの夕食、近畿大学水産研究所レストラン。下調べの時にウォータープラザ近くであると分かっており、そこを目指して移動開始します。

万博会場はとにかく人が多くスタッフオンリーで塞がれているルートも出ていたり、要人降臨のため警備厳重で近道が通過できなくなっていたり(この日は佳子さま)して、時間の決まった予約を持っている場合は早め早めの移動が肝心です。

リーガロイヤル大阪のバーテンダーYさんに今度万博行く話をすると「ここ涼しいのでお薦め!」と教えてくれたUAEのパビリオンが移動途中にあり、近づくと話に聞いた通り館の近くから冷気が。ちょうど暑さでグッタリ気味、人も並んでいない様子だったので避難とばかりに入りました。
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ゴツい剣の説明をしているお兄さん居たので近寄ってみます。椰子の木を模しているらしい人工の樹が天井までランダムに林立する館内は、人が滞留しにくい造りになっており、よくエアコンの冷気も通る(笑) 帰りぎわ特産のコーヒーでも飲んで行こうかと喫茶スペースの方へ行くと大行列で、潔く諦めました。

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道すがら、鏡面の巨大スピーカーの様な外観が特徴的なnull2とか

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消えない火のあるクレーター「地獄の門」があり、真っ白で人工的な巨大建築物が続く首都の光景が異様な謎多き独裁産油国トルクメニスタンのパビリオンも見かけます

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17時45分頃、無事に夕食会場である近畿大学水産研究所レストランに着きます。和歌山の有力国会議員S氏の肝入りプロジェクト主にマグロの養殖を手がけている機関が運営する養殖魚専門料理店。グランフロント大阪、銀座の泰明小学校近くにも店舗あり。研究所自体は南紀白浜にあります。
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お店入口近くに展示されていた、近畿大学水産研究所で世界で初めて幼魚から成魚になるまで23年間養成され、その後の研究の礎となったオスのクロマグロ剥製。全長253cm・体重214kg。巨体です。
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頂いたのは「大阪・関西万博限定特別会席」

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湯呑みが楽しい

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8品出てきて(一部撮り忘れもあり)満腹、満腹。お酒は別料金で、夫が色々頼み結構飲みました。

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和歌山のお酒「紀土」など。
さらりとしていながらコクも感じられ、料理にも合わせやすい。蔵元「平和酒造」にも見学行った事ありますが、若手の社長さんが大変意欲的な方で色々先進的な取組をされています。

近大マグロ以外にも
近大チョウザメ
近大キャビア
近大マダイ
近大シマアジ
近大ブリヒラ
近大クエタマ

以上を賞味しました。美味しいというよりは興味深い。万博的な食事メニューです。

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最後に「近大フィナンシェのデザート」(ヒレとか魚影が凝ってる)が出て

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名刺サイズの「卒業証書」も頂きました。笑

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店内の水槽にいた小さいクエの様な外観の魚「クエタマ」(コースにも登場) 。後で調べてみると、成長が4〜6年と遅いのが課題だった高級魚クエと、成長が早い大型魚タマカイを交配させて誕生したハイブリッド種とのこと。

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約2時間の食事終えて外に出ると、すっかり暗くなっていました。次のお目当ては好きな作曲家、菅野よう子さん(攻殻機動隊の音楽ほか様々な映画・アニメーションに楽曲提供)がこの為に作った新曲が使われている「アオと夜の虹のパレード」20時半から約20分。真正面の観覧席は要予約ですが周りから自由に見られるとの事で、何時に食事終了か分からなかったし予約チャレンジは面倒でしませんでした。とにかく会場に向かいます。

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大屋根リングの上にエスカレーターで登ってみます。

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20:30、始まった!しかし、リングの上からですとお目当ての「音」がよく聞こえません。急ぎ足で地上に降りました。

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なかなか幻想的な音とホログラム、水と青い光のショーが見られました。ショーの曲「アオと夜の虹のパレード」は配信で購入可能との事。

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この赤い球体はシンガポール館です。翌日8月24日にはシンガポールの国父ともいえるリー・クアンユーの優秀な子息リー・シェンロン氏(元首相。現上級相)の訪問があったそう。

万博は、ほぼ全ての館が21時まで。帰りのバスの出発時刻は22時なので、あの西ゲートの果ての団体駐車場のある方面に向かい、ひたすら歩きます。その途上、何やら壮大な音楽と帰りを急ぐお客さん達が一斉にスマホ掲げ出してる??と思い振り返ると、ドローンショーが始まっていました。雨や曇りの日は中止になるショーらしく、今日は晴天だったので見る事できましたね。

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最後に、横浜まで見に行った等身大ガンダムと再会!大屋根リングより高いものはダメって事で、こんなポーズをとっています。ガンダム館、入ってみたかったなあ。ガンダムとツーショット撮って、万博会場を後にしました。

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22時20分頃、なんとか全員ツアー参加者が集まりバスは出発。24時頃に帰りつきます。とにかく暑くて人も多くて疲れたけど、10月13日までの会期中に一度は行かれたので満足です!!

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この本で予習、宝島社の持ち歩きガイド。ハンディサイズで、情報がコンパクトにまとまっており分かりやすいです

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裏面がミャクミャクの後ろ姿でカワイイ

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会場マップつきです

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唯一、日本館内の売店で自分用に買ったお土産のコインケース

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万博会場内の土産店は何処も大行列できており買うのを諦めましたが、最近使った関西空港の制限区域内売店で購入できた万博グッズ。ミャクミャクは2025年10月13日以降、版権の都合上で使えなくなるキャラクターらしいので今の内に。



# by schnee_yuki88 | 2025-10-02 19:45 | 雑談/時事 | Comments(3)
マジェスティックホテルの朝食は部屋代にインクルード要は自動的についてきます。太っ腹です。
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インパクト大なバインミー屋台風ディスプレイもあります

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夫婦とも朝は弱めで食欲あまり湧かないので抜きがちですが、今日は元・戦場だったクチトンネル・ツアーに案内してくれる日本語ガイドさんが朝8時ホテルロビーにお迎えにくる事になっています。推測するに屋外で長時間活動(実弾射撃体験も込)の予定なので、しっかり食べておこうという訳で6時半に朝食会場である旧館最上階のブリーズ・スカイバーまで来ました。昨晩ライチのマティーニだけ頂いたお店です。

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屋外の窓側席は既に全部埋まっていました。皆さん早起き‥。

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冒頭のバインミー屋台風の所(パラソル下)でスタッフさんを呼び、

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バインミーを作ってもらいます。
パクチーはみ出てる(笑)

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包装紙が可愛かったので撮影。お味は可もなく不可も無し、かな?パンはちょっとボソボソ気味だったけど想定内で、普通においしく頂きました。ローカルフードをホテル内で朝からお手軽に体験できるのが嬉しい。

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ベトナム料理と言えばフォーと(勝手に)思い込んでおり、麺好きな身としてコチラ牛肉のフォーを本場で(正確にはハノイの方が本場らしいのですが)ホテル朝食として頂けたのも嬉しかった!スープの味、麺の茹で加減、具の塩梅すべてが絶妙なバランスでした。

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ビュッフェ台にはミニ生春巻きも。

後でブロ友さんの投稿で知りましたが、どうやらマジェスティックホテルはパン類も美味しかったそう。私は苦手なので手出ししませんでしたが、クロワッサンが特に良かったとのこと。

ベトナムは以前フランス植民地だった都合上、技術が継承されてるのかも? またマジェスティックに泊まる事あれば、ローカルフードばかり取らずパン類も、お試しするつもりです。

2泊目に取った物。
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手前はパパイヤ、ワッフル、小さいケーキ類。
朝は甘い物。

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今日も牛肉のフォーほか色々
好きなスイカジュースも連日飲みます

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今日も注文、牛肉のフォー

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朝からの牛肉フォー、お腹にも優しく、活力出ます!

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フォーとバインミー屋台、屋外用エアコン?の右手に

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何やら気になる階段が。現在は使われていないけど展望スペースある様なので、スタッフさんOKもらって登ってみました。

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まさに店名通り「ブリーズ・スカイ」な眺めが、広がってる!

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今は使われていないこの場所も、往時は昼飲みのできるバーだったのかも?と思える、とても開放的な眺望でしたね。運ぶのが大変そうでもあるので(階段しかない様子)、使われなくなったのかな。



# by schnee_yuki88 | 2025-09-07 17:20 | ベトナム/ホーチミン2025 | Comments(0)
2025.7.20(日)熱海の断崖絶壁に建つ昭和の残り香濃厚な大旅館ならぬホテルニューアカオ。2021年に閉館し残念に思っていましたが2023年いつの間にかリニューアルオープンしていました。

関東住民だった当時、熱海はかつて団体旅行などで栄えたけど今は寂れている所というイメージ長く続いて、行楽に行く事は無かったんですよね。近年は様相違ってきて、賑わっている様子。たぶん人生初の訪問です。このホテルに夏の間だけオープンする、文字通り「海のプール」あると知り、はるばる和歌山から来たのです。
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ロビーから見える絶景

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チェックイン前にロープウェイで登り、見下ろしてみたニューアカオ

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そのロープウェイですが。夫が、チェックイン前に秘宝館行きたい!との強い希望で乗りました。調べたところ、ロープウェイに乗って行くのが最も行きやすいのです。

夫いわく、近くの南紀白浜にも秘宝館はあったけど、子供のころ親に連れて行ってもらえず(マァそれはそう)そうこうしてる内に無くなってしまったと。あとは最近見たアニメの中にも、このロープウェイ+秘宝館の遺跡(?)が出てきたのでちょっとした聖地巡礼もしたいとの事。
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秘宝館の入場料もついた往復乗車券。秘宝館に入れるのは成人のみですが、秘宝館の他にも熱海城や展望台、カフェ(の様なもの)など全年齢層で楽しめる所あります。

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立って乗るタイプ。ベンチも少しありますが。床から天井までガラスで、なかなかの迫力でした。ロープウェイとしては短い距離だそうですが、急勾配なせいか乗っている時間長く感じましたね。

ロープウェイ下りると、すぐに秘宝館の表示が。
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怪しいオジサンが受付窓口に座っており、彼にチケットを見せて入場(終始無言)。まあ明るくイラッシャイマセ〜と言われても何か違いますけど。
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基本的に撮影禁止ですが一部撮影可の場所も。ここはよく見ると壁一面がスリップというか、シュミーズ。

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昭和フォントな、ラブホのネオンサインの数々

江戸時代の風呂場覗きをして水ぶっかけられる(ガラス越し)設定の所とか、マリリン・モンロー人形の白いスカートを風起こしてめくるのとか、ゴージャスな椅子に座ると前に設置された鏡の中でちょいエロなアラビアンナイト風ショートムービー始まるやつとかetc よくもまあ、こんなの考えつくなぁと微苦笑する展示の数々。結構、女子だけのグループもいて笑いながら見て周っていました。カップル、男子のみのグループも。そこに混ざるアラフィフ夫婦な我々‥。
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貝殻に座り記念撮影できるスポット。BGMに、哀感ありつつ速く特徴ある節回しの「あたみー・あたみー・ひほうかん♪♪」なるテーマソングが、ひっきりなしに鳴り響いており頭の中をループ!これには参りました。

昭和の生き残り、温泉地にある謎のテーマパーク秘宝館を令和の今でも体験できたので、夫は満足そう。私も、まだ残っていたのかと好奇心が満たされましたね。

秘宝館を見て、ニューアカオ経営のカフェでカレーのランチ食べて15時になったのでチェックイン。
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ホテルの駐車場。さっきまでいた秘宝館に近い、熱海城が見えます

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バス、車が続々と到着

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昭和ゴージャスなロビー。これは朝に撮りました。シャンデリアが映える夜も撮っておけば良かったかも。
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海がよく見渡せます

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ロビー奥に展示されていたニューアカオグッズの数々。ロゴ入りグラス、タオル、布バッグを後で購入。このニューアカオTシャツを揃いで着てる若い男子3人組もいたりして、若い人の"昭和ブーム"て本当なんだなぁと実感しましたね。

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部屋は各種ありますが、標準的なオーシャンウイング・スタンダードルームを一休から予約。

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バス・トイレは必要最低限

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部屋からの眺め。低層階で海が真近

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しかも今回の目的、海のプールがよく見える!

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旅友マイキーは、ここかな

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早速、予約していた夏のみオープンのオーシャン・プールに入りに行きました。岩場を区切ってあり、休憩場所としてマットが浮かせてあります。
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2018年モルディブ旅行以来のゴーグル(自前)つけて、全員着用義務のあるライフジャケット(レンタル。海に入る前に監視員さんが着付けてくれる)しっかり着て、いざ海へ

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海は浜辺ではなく岩場なので、いきなり足のつかない深さで結構、波が速く大きめ。やはり普通のプールとはワケが違います。監視員さん数人常駐で休憩スペースあるとはいえ油断せず、しっかり立ち泳ぎしました。自分の部屋も、海から確認できましたよ。

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忙しいですけど、オーシャンプールに続いて通常の室内プール(要予約)にも行きます
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すごく浅くて、人がいっぱい!(写り込まない様に苦心) 好みの形状の四角くない楕円形のプールではありましたが、こちらは早々に退散しました。少し浸かってみたかっただけなので。

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夕食は『ダイニング錦』のビュッフェです。基本的にビュッフェ嫌いの夫には、ここの「建築体験」したいから!と説得しました。

なぜなら、ここは‥
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往時は毎晩ディナーショーが開催されていたという、ローマ宮殿をモチーフにした2000平米もの広さを誇る大ホール!ピアノの生演奏もありました。写真ではとても伝え切れませんが、もう圧倒的なバブル建築、大空間です!!

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食事の内容は一般的なビュッフェ料理。分かっていたので問題ないです。ローストビーフ、お寿司、串揚げ、ミニラーメン、プリンなど。この水色カクテルは別料金の「アクアマリン」です。

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ダイニング錦に至る待合廊下に飾られていた、昔の建築中の写真には興味そそられました。この岩の形、オーシャンプールの前にある岩!!よくこんな所にホテルを建てようと思い立ったものです。

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朝食も、こちらダイニング錦にて。

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今度は窓に近い席に案内されました。
眩しい、、

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朝食も、和洋なんでもゴチャ混ぜ。ナポリタン・パン・カレー・目玉焼き・点心など。

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朝食後はダイニング錦すぐ近くの売店に寄り、ニューアカオグッズを購入。こちらは布バッグ

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↑レシート入れ
「昭和の賑わいを、令和に。」と、あります。

昭和100年か〜。館内に多くいるメイン客層‥若夫婦に子連れの皆さん、揃いのニューアカオTを着た若い男子や女子グループなどを見て、昭和も一つの「時代」になったのだなあとリアル昭和生まれの身として、しみじみ思いました。(昭和生まれにとっての大正、明治みたいなもの?)
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さて帰ります。ニューアカオは宿泊したオーシャンウイングとは別に、高級仕様を売りにしたホライゾンウイングなる所があり駐車場はそちらまで行かねばならないのです。送迎するホテルの車もありますが、せっかくなので見学兼ねて歩いて登る事にします。

ホライゾンウイングでは凝ったお料理など頂けるらしいのですが、今回来た目的はオーシャンプールで泳ぐ事とダイニング錦での食事。そんな訳で選外に。広くて営業時間の長い温泉もホライゾン側にあるので、温泉と食事が主目的の方はホライゾンの方が良いかも?
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長くて緩い昇り廊下を、ひたすら歩いてホライゾンウイングへ

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ラピュタのよう。眼下に、先ほど朝食を頂いたばかりのダイニング錦にある大きなガラス窓が見えました。

毎夏、海の日に訪れていた淡路島の某ホテルは、馴染みの支配人さんが他ホテルに移籍・レストラン2軒あったのが1つになり、あまり私達夫婦向きではない雰囲気のお店になった他ノットフォーミーなホテルに変貌。もう今後は毎夏必ず、でなくても良いかなと。来年の海の日は、どこのホテルにしようかな?

2025年の夏は長く、とりわけ暑くて過酷ですね‥。今年は他界した義母の初盆。お詣りに来る突然の来客対応やら次々届く生花・お線香の束・菓子などのお返し手配やらもう本当に大変で、倒れない様にするので精一杯。ですが会期中に、一度は行きたいと思っていた大阪万博にも何とか行かれたので報告ブログ1記事書く予定です。中断気味のベトナム旅も書き切らないと。


# by schnee_yuki88 | 2025-08-31 23:59 | ホテル | Comments(10)
「屋上のBAR」はどちら?ホテル内には2軒、BARと店名に付いているお店がありました。開高健さんはじめとして近藤紘一さん、沢木耕太郎さんなど数多のジャーナリスト達が集っていたというバーに行きたかったのですが‥
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開高さんが好んだというマティーニ。私は少々苦手なカクテルの為、飲みやすいライチ・マティーニを注文
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部屋を出て旧館の一番上にある、いかにもな店名の「Breeze Sky Bar」に来てみましたが‥ここは現在、朝食会場のお店でもありスタッフさんは明朝の準備でバタバタしているし、挙句は入口で「お食事ですか?」と聞かれるし。ドリンクのみですと答えました。BARにしては、何か様子がおかしい。他のお客さんも全く居ません。
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中?外?と聞かれたので、外の席に案内してもらいました。中の方はスタッフさん達が明日の準備で忙しく動き回っており、せわしない、、。

プールの後。15時半にカフェでピザ、17時半にプールサイドで山盛りなフライドポテトを食べたのでお腹は空いていません。明日の朝8時に頼んでいるプライベートツアーのガイドさんがロビーに来るので、6時半頃には朝食を食べ始めないと‥と考えて夕食は特に予約もしていないし、無しにする事に。それで、19時50分頃にBARへと行ってみたのですが。
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これはこれで悪くはないけど何か違うなあ‥と内心思いつつ、ぼんやりとサイゴン河を眺めていると、渡航前に乗船を考えたリバークルーズの船が見えてきます。
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派手〜。

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リバークルーズ船は数社が運航しているらしく、それぞれ雰囲気が違います。バンコクのチャオプラヤ河にも似たようなのがいるよねと思いつつ、私達夫婦がもっと若くて、滞在日数に余裕あれば本気で乗船を検討(乗り場もホテル近く)したなぁと。ビュッフェ料理がついており、少しエンターテイメント(ダンサーや歌手が登場)があって‥みたいな内容なのは、どこも似たりよったり。

南国では涼しくなる夜に皆、活動するので、川風も涼やかなナイトクルーズは格好の娯楽でもあるんですよね。
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ここではライチ・マティーニ1杯だけ頂いて、明日午前中のツアー後、もう一軒のBARに行ってみようという事に。この日は翌日の体力温存の為、早く寝ました。

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もう一軒のBARは新館の最上階、8階にある
「M Bar」15時から開いています。

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M BarにBreeze Sky Bar‥新館・旧館それぞれ最上階にバーがある、って事らしい。

ブリーズスカイ・バーは、昔々はジャーナリスト達の集ったバーだったのだろうけど、現在は実質オールデイ・ダイニングて事なんだろうなと。名前のみ名残を留めている‥のでしょう、多分。

マジェスティックにある3軒の飲食施設、カティナ・ラウンジ、ブリーズスカイ・バー、M バーでは席に座ると渡されるメニューは3軒ともタブレット。基本的にドリンク・リストは3軒共通の様子です。

さて新館8階のM Barはというと‥。滞在2日目の午前中クチトンネル・ツアーから帰ってきて、また夫がロビー階カティナ・ラウンジで喉乾いたしスパークリングワイン飲みたいと言うのでグラスで頂き、その後で行きました。
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M Bar入口付近にあったカトリーヌ・ドヌーヴの写真。開高さんの写真(自室にあるのと同じ)も、ありました。

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入店したのは16時半頃。夜になるとバンドが入り賑やかになる様子。夫はそういう?のは、もういいから店が静かな時に居たいそうで。賑やかなBARも海外らしくて、それはそれで良いと私は思いますがマァ分からなくもない?
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サイゴン河を臨める席に。そうそう、これがしたかったのです。

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よく見ると、大型クルーズ船も停泊しています

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昨晩タブレットで見かけて美味しそうと思った、マジェスティック・マルガリータ注文しよう。

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あれっ、目線の先に見えるのは、バンコクの「例のビル」(=途中で建築放棄された廃墟)みたいなのが‥。ホーチミンにもあるんだ。苦笑

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マジェスティック・マルガリータは見た目の通りマンゴー味とパッションフルーツ味もよく効いた、フルーティで南国らしいカクテル。紆余曲折ありましたが、今回の旅の目的の一つ「屋上のBARで川風に吹かれながら昼呑みする」が叶い、満足です!



# by schnee_yuki88 | 2025-07-16 11:00 | ベトナム/ホーチミン2025 | Comments(6)
中庭の泉の様なマジェスティックのプール。中断していたベトナム旅の記録に戻ります。
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プール入口も兼ねてる?
スパは開高さん部屋ななめ前にあります

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スパは通り抜けできる仕様になっており、ヒマそうにしてるスタッフのお姉さん達に、ちょっと失礼と声かけてプールに。
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この小さなプール、本やネットの写真だけでは分かりませんでしたが私の偏愛する、深いプールでした!最深部の水深は2m40。まだ明るい時間帯は、小さな子供達がライフジャケット(プールサイドに備えつけ)つけて深さものともせず、バシャバシャ泳ぎまくり。
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のんびりプールに浸かっていられる状況ではなかったので、ジントニック、夫はビールと好物のポテトフライなどプールスタッフさんに頼みプールサイドで文庫本を読んだりネットなどしつつ、ゴロゴロします。
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17時半頃。アジア系の子供達と引率のお父さんは帰り、スペイン系?の白人客が少し残るだけに。皆さんプールに少し浸かってちょっと泳いで上がってのんびり‥の繰り返し。

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見上げると切り取られた様な空。中庭プールビュー客室もカテゴリーとして存在し、はじめそちらにしようかと迷いましたが。やっぱり今回は初めてだし開高さんの部屋を第一希望にしました。

次また来られるなら、本館中庭プールビュー指定の客室にしようかな?プールの混み具合も自室からすぐ分かりますし。笑

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白人客も帰り始め、プールスタッフさんも少々片付けモードに入ります。プール自体のオープン時間は6〜21時。静かになったプールサイドで、しばし、まったり。
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18時過ぎ。涼しくなり水温も下がって寒くなってきたので、再びスパを通り抜けて自室に帰るとします。

マジェスティック2泊3日の内に、プールタイムを確保する!という目的は達成できたので、満足しました。


# by schnee_yuki88 | 2025-06-15 11:55 | ベトナム/ホーチミン2025 | Comments(6)

関空ベースに国内と海外、ちょっと大人旅を綴ります。ホテル、レトロ建築、プール、旅客機、乗り鉄、船、猫。カクテル、ワイン筆頭に酒類も愛好


by yukix