2017.9.17(日)
朝食はエッグタルトにしよう。糖分補給できたら、あの壁(聖ポール天主堂跡)を目指そう。そんなざっくりしたスケジュールを立てつつ、まずは街歩きの拠点、世界遺産の一つ「セナド広場」へホテルから徒歩で向かいます。↑波柄モザイクが美しい「セナド広場」ソフィテルホテルから徒歩10分ほど。地元では「噴水池」(パンソイチー)と呼ばれているそう
このセナド広場から徒歩圏内に有名エッグタルトのお店は2軒あるのですが、その内の1軒、ポルトガル人オーナーの「金船餅屋 Caravela」は日曜定休。そんな訳で、平日よりも開店時刻が遅くなるとはいえ日曜日も営業している「カフェ・エ・ナタ」へ。セナド広場からは徒歩8分程。
↑午前10時15分頃。まだ開店前らしくドアが半開き状態。どうやら現在、日曜開店時刻は10時半の様子(ガイドブックや行ってきた人のブログを見比べると開店時刻はバラバラ。随時変わるらしい)大通りから1本入った所にあり、どこからともなくお客さんがワラワラとお店の前に集まって来ました。
店名にもなっている「ナタ」は、ポルトガルに18世紀頃から伝わる小さなカスタードクリーム入りタルトの事です。(正しくは「パステル・デ・ナタ」※単数形)
その「ナタ」に独自の改良を加え、1989年マカオのコロアン島という静かな漁村エリアで「ロード・ストーズ・ベーカリー」を開店、エッグタルトを売り出したのがイギリス人のアンドリュー氏(故人)。
ここ「カフェ・エ・ナタ」のオーナー、広東人のマーガレットさんは、そのアンドリュー氏の元奥さんなのだそう。
私は席取りを、夫は開店を目前にして早くも形成されつつある行列に並びました。周囲を見ると、他のお客さん達も同じ様な共同戦線を張っている様子。(持ち帰りも可能ですが、やはりお店の前で出来たてを食べたい)
10時半になり、いよいよ開店。お店の人は行列に慣れたもので、次々にお客さんを捌いていきます。行列の苦手な夫も、あまりイライラする事なく早々に、エッグタルト2個と彼の好物パイナップルジュース、私の好物スイカジュースを手に持ち席に戻ってきました。
↑食べかけ、失礼! クリーム、トロ〜リの生地はフワッとやや厚め。甘さは控えめでもなくダダ甘でもない、中間くらい。
暑いアジアならでは、甘味でシャッキリ目が覚めました。まず1つ目的は果たせたので、セナド広場へ徒歩で戻ります。